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01/15: 様々な異音について その1

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我々が整備をしていて一番頭を悩ませたのは、様々な異音でした。もちろん、オーナー様にとっては、我々に作業依頼があるくらいですから、相当に苛立だしいし、大きなトラブルの前兆だったらという思いがあるのだと思います。

異音修理(音とり)の仕事は、実は音の再現と原因探求までが非常に大変で、修理は簡単な場合が多いのです。もちろん中には部品全部を変えないといけない場合もあります。いずれにしても、料金がいただけるのは修理した分だけというケースが多いので、割に合わない仕事なのです。

私が経験した最大“音とり”は、ボルボ144GLでした。当時はお客様も大変鷹揚な方が多かったのですが、これは完治するまでに半年以上かかったのではないでしょうか。30年近く前のことなので記憶が曖昧な部分もありますが、確か120㎞/hで走っていると突然大きなザザザザーとかガガガガーとか音がするというトラブルでした。私は担当ではありませんでしたが、助手として同乗しました。スピード走行が必要だし、走りながら部品の脱着をしたり、果ては後部座席を外して助手席に逆さになって乗り込み、床に耳を擦り付けて、音の場所を探りだそうとしたこともありました。そして、試運転は通常の作業が完了してからのことなのでいつも夜でした。様々な部品を替えても一向に直りませんでした。それというのも、音の発生する時間が短いので原因まで行き着かないのです。当時は120㎞/hで走れる所が少なかったというのも作業を面倒にしました(そのスピードは今でも違反速度です)。そんなこんなでかなり手づまり状態になってしまったあるとき、ATミッションの1速の固定レンジで走らせたところ時速約40キロでその音がするではないですか。

音を再現出来ると原因探求はさほど難しくありませんでした。あらゆるところを触っていくと、サイドブレーキに振動が伝わってきているのがわかりました。この瞬間、心の底から喜びが湧き上るのを感じました。結果はサイドブレーキワイヤーとエキゾーストパイプが干渉して、一定の回転数で大きな音がしていたのでした。

これが私の最大の“音とり”です。


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